世界陸上大邱大会最終日の4日午前9時にスタートする男子マラソンに出場する日本代表が2日午後、韓国・大邱市内で会見した。会見には選手5人の他に、日本選手団の河野匡ヘッドコーチ(HC)、坂口泰・男子マラソンHCも出席。河野HCは「(メダルを逃した)女子の評価はいろいろあるが、力を精いっぱい出し切ろうと頑張っている。ロンドンを見据えて全力で戦う」と決意表明。坂口HCは本番の展望を「高速レースになるだろうが、粘って粘って粘ってほしい。女子マラソンではケニアがチームとして戦っていた、男子もそう推測できる」と見通した。さらに優勝タイムを「2時間6分台では。最初からガンガン行って、ついて行った中から優勝者が出ると思う。ケニアの誰かでしょう」と予想した。