初日の男子ケイリンは、脇本雄太(29=日本競輪選手会)が逃げ切りで優勝した。

 ペーサーが待避したと同時に最後方6番手から上昇して先頭に立つと、絶妙なペースで後続を完封し2周半を堂々と逃げ切った。同じく決勝に進んだ河端朋之(33=同)は4位だった。

 脇本は逃げに出た理由について「(抽選で決まった)スタート位置を見て、今までと同じレースじゃだめだと思ったので違うことに挑戦してみようと思った。これからにつながるレースができた」と満足そうに振り返った。