<柔道:グランドスラム東京2011>◇初日◇9日◇東京体育館◇男子=60キロ級、66キロ級、女子=48キロ級、52キロ級

 来年のロンドン五輪代表選考を兼ねた大会が開幕。日本勢は男女4階級すべてを制した。

 注目の女子48キロ級は、浅見八瑠奈(23=コマツ)が決勝で福見友子(26=了徳寺学園職)に小外掛けで一本勝ちし優勝。世界ランク1位で世界選手権連覇中の浅見は、ロンドン五輪代表選考レースで大きなリードを奪った。

 女子52キロ級は、高校3年生の宮川拓美(17=小松大高)が決勝でネト(フランス)に横四方固めで一本勝ちし優勝した。

 日本勢同士の決勝対決となった男子60キロ級は、山本浩史(21=日体大)が川端龍(22=国士舘大4年)に、朽木倒しで一本勝ちし優勝。男子66キロ級決勝は、高上智史(20=日体大2年)が世界ランク1位のモグシュコフ(ロシア)に背負い投げで一本勝ちし優勝した。

 10日の大会2日目は、男子3階級、女子2階級の計5階級が行われる。