ワイルドカード(西地区4位)で進出した名古屋ドルフィンズが、東地区1位の宇都宮ブレックスに先勝した。前半に最大19点差をつけられながら、後半に一気に巻き返し、連覇を狙う王者をねじ伏せた。

ショーン・デニスヘッドコーチ(HC)は「アメージング。ファンの前でこういうゲームをお見せすることができて良かった」と話した。第3クオーター(Q)からディフェンスを修正し、このQだけで5つのスチール、7回のターンオーバーに成功。そこからリズムをつくり、35得点をマークして接戦に持ち込んだ。

「3Q残り8分くらいからディフェンスの集中力が上がった。6週間前にやっていたベストのディフェンスが戻ってきた」と同HC。外国籍選手の負傷などで戦力が整わず、リーグ戦終盤は6連敗。しかし、アラン・ウィリアムズらが戦列復帰したことで、快進撃を続けていたころのムードがよみがえった。

同HCは試合前のミーティングで「すべての攻撃が最後の攻撃だと思って戦おう」と話したという。この一戦にかける思いが王者を上回った。