<柔道:グランドスラム東京2011>◇最終日◇11日◇東京体育館◇男子100キロ超級

 男子100キロ超級で日本勢は、鈴木桂治(31=国士舘大教)はじめ2回戦までに3人が続々と敗退。最後に残された石井竜太(23=東海大)も3回戦で敗れ、ベスト4に誰も残れなかった。「組み手が雑で最後の詰めも甘かった」と石井。実業個人、講道館杯を圧倒的な強さで制し期待されていた。五輪選考で「(この階級で)抜けている人がいないので、ここで勝てばチャンスが広がる」と意気込んで臨んだが、無念の敗退。「自分らしい柔道で巻き返したい」と今後をにらんだ。