男子テニスで世界7位の錦織圭(25=日清食品)が、9日発表の最新世界ランキングで8位に順位を下げることが確定した。同8位のフェレール(スペイン)が5日のマスターズ・パリ大会で8強入りしたことで、錦織の8位が決まった。8位は昨年9月22日の週以来、約1年1カ月ぶり。

 錦織は5日のマスターズ・パリ大会3回戦で、左脇腹を痛めて途中棄権。15日開幕の年間上位8人だけが出場できるATPツアー・ファイナルが控えるが、「まだ1週間以上あるので大丈夫だと思う」と出場には意欲的。もし出場すれば8位での挑戦となる。