就実(岡山)は21大会ぶりの頂点を目指したが、1セットも奪えなかった。

 中盤までリードしていた第2セットを落としたことが痛かった。西畑監督は「(下北沢)成徳はミスが結構多くて、チャンスは何回もあったけど攻め切れなかった」と悔やんだ。攻撃でも守備でも、相手の高さに手を焼いた。八尾主将は「今までなら抜けていたボールが抜けなくて、止まっていたブロックが止まらなくなった。押し切られた」と涙ながらに話した。