17年4大陸選手権女王の三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が7日、横浜市内で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」で今季のショートプログラム(SP)「リベルタンゴ」を初披露した。

 もともとの柔らかく品のあるイメージから一転、濃い紫の衣装に身を包み、腰を振るなど挑発的な振り付けで、観客を魅了した。

 シニアデビューした昨季、最も感じたトップ選手との差が表現力だった。「表現の幅を広げたい」とあえて、五輪を狙う勝負のシーズンにタンゴ曲に初挑戦することにした。「キリッとした表情、メリハリのある演技」をさらに磨き、「女性の内に秘めた思いを表現していきたい」と狙いを語った。

 また、フリーの曲は「ガブリエルのオーボエ」であると明かした。