昨季3位で2季ぶりの優勝を狙うパナソニックが同7位のキヤノンを43-8で下し、開幕2連勝とした。

 2季ぶりの王座奪還に向けて日本代表の両WTBが勝利に貢献した。前半20分までは硬直状態だったが、SH田中らのハーフ団を中心にした効果的なキックと素早いパス回しで徐々に相手を圧倒。両WTBの山田と福岡が前後半で3トライを奪い、試合を優位に進めた。後半途中には熊谷市出身のSO山沢もトライを決めるなどして選手層の厚さも示した。福岡は「昨季に比べてチーム力が格段に上がっている。ラグビーがものすごく楽しい」と満足げに話した。次戦は9月1日に昨季敗れた東芝と対戦する。