体操の世界選手権(10月2日開幕、カナダ・モントリオール)に出場する日本代表が19日、都内で記者会見に出席した。初めて世界選手権個人総合に出場する、体操の白井健三(21=日体大)は「個人総合の舞台はこういうもんなんだという経験を手に入れたい」と笑顔で意気込みを語った。

 ともに出場する世界選手権個人総合6連覇中の内村航平(28=リンガーハット)について「航平さんは、アクシデントへの対処の仕方などいろんなことを経験してきている。思う存分頼りたい」と大きな信頼も明かした。

 リオデジャネイロ五輪後は、内村を目指して取り組んできた。「世界で1番いい見本が1番近くにいる。航平さんとの距離が、世界との距離。徐々に近づいてきている」と口にした。

 仕上がりも上々で「コンディションは良すぎて、調子の波を作ろうかと思うくらい。日本での忘れ物はないです」と笑顔で話した。