体操の世界選手権男子個人総合で銅メダルを獲得した白井健三(日体大)が6日、最も美しい演技をした選手に贈られる男子の「エレガンス賞」に初めて選ばれた。

 日本選手で男子は2007年に冨田洋之、11、13、14年に3大会連続で内村航平(リンガーハット)、女子は10年に田中理恵が受賞しており、史上4人目となった。

 個人総合決勝に進出した選手が受賞対象。1976年モントリオール五輪の女子金メダリストで大会アンバサダーを務めるルーマニア出身のナディア・コマネチさんや国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長らが技の完成度や美しさ、カリスマ性を評価して選考した。

 女子は15位だったブルックリン・モアーズ(カナダ)が受賞した。