京産大が劇的な逆転勝ちで6勝1敗とし、2位で全日程を終えた。

 前半は12-27とリードを許しながら、後半11分にWTB浜田将暉(3年)のトライで反撃開始。10点を追う同38分にトライとゴールで3点差に迫り、7分のロスタイム中に途中出場のFW城間賢(1年)が逆転のトライを挙げた。

 この日2トライの浜田は「なかなか波に乗れず、ハーフタイムに『ミスを減らそう』『ディフェンスはしっかりと体を当てていこう』と話し合った」と逆転に安堵(あんど)の表情を見せた。

 全国大学選手権には、故障のためリーグ戦の出場がなかったU-20(20歳以下)日本代表フェインガ・ファカイ(2年)が間に合う見込みだ。大西監督は「朝から(京産大のグラウンドで)20周、ぶつぶつ言いながら走っていた」と笑い、ファカイがメンバー外の練習に加わっていることを明かした。