世界４４位の大坂なおみ（２０＝日清食品）が同５位のカロリナ・プリスコバ（２５＝チェコ）を６－２、６－３で破り、４強進出を決めた。準決勝では同１位のシモナ・ハレプ（２６＝ルーマニア）と対戦する。

　大坂は１回戦で元世界１位のマリア・シャラポワ（３０＝ロシア）を６－４、６－４で下し、２回戦でも元世界２位のアグニエシュカ・ラドワンスカ（２９＝ポーランド）を６－３、６－２で撃破し、連続して大金星を挙げた。３回戦でも同１００位のサチア・ビケリー（２２＝米国）に６－３、６－３のストレート勝ち。４回戦では同５８位のマリア・サカリ（２２＝ギリシャ）を６－１、５－７、６－１のフルセットで破り、８強に進出。強敵プリスコバ相手の試合前には「自分のやるべきことに集中できればいい試合になる」と自信をのぞかせていた。

大　坂

2

6－2 6－3 －

0

プリスコバ

　

▼第９ゲーム　１５－３０からプリスコバのフォアがアウトし大坂のダブルのマッチポイント。最後はリターンエースを決め、大坂が第２セットも連取して世界５位を撃破し４強進出を決めた

▼第８ゲーム　力強いストロークで圧倒し、大坂がキープ

▼第７ゲーム　１５－０から大坂がラリーで圧倒し３ポイント連取してトリプルのブレークチャンス。ラリーを優位に進めた大坂が相手ミスを誘ってブレーク

▼第６ゲーム　大坂が危なげなくキープ

▼第５ゲーム　４０－３０から大坂のフォアがアウトし、プリスコバがキープ

▼第４ゲーム　１５－３０から大坂のバックがネットにかかりダブルのブレークピンチ。３０－４０からプリスコバが長いラリーに競り勝ちブレーク

▼第３ゲーム　プリスコバのミスから大坂が０－３０とポイント先行。１５－３０からプリスコバのフォアがネットにかかりブレークチャンス。３０－４０から、大坂のバックをプリスコバが返せず、大坂がすぐさまブレークバック

▼第２ゲーム　大坂がポイント先行もフォアがネットにかかりジュース。ダブルフォールトでブレークピンチとなり、狙いすました大坂のフォアの逆クロスがアウトして、プリスコバがブレークバック

▼第１ゲーム　プリスコバのサーブで第２セット開始。４０－３０からプリスコバの４本目のダブルフォールトでジュース。大坂のフォアをプリスコバが返せず、大坂のブレークチャンスも、リターンミスで再びジュース。プリスコバのフォアの逆クロスがアウトし、再び大坂のブレークチャンス。しかし、これもプリスコバがしのぐ。５度目のジュースでプリスコバが連続ミスし、大坂がブレーク

　

▼第８ゲーム　大坂がキープし、３５分で第１セットを先取

▼第７ゲーム　３０－０から大坂が連続ウイナーを決め３０－３０。しかしプリスコバが３本目のエースをワイドに決め４０－３０。プリスコバの３本目のダブルフォールトでジュース。４度目のジュースまで大坂が粘ったが、プリスコバが４本目のエースを決めてキープ

▼第６ゲーム　３０－３０から大坂のバックがネットにかかり初のブレークピンチも、見事なバックのダウンザラインのウイナーでしのぎジュース。さらにバックのクロスのウイナー、１本目のエースをセンターに決め大坂がピンチをしのいでキープ

▼第５ゲーム　相手ミスで大坂が連続ポイント。さらにラリーに競り勝ち大坂がトリプルのブレークチャンス。１５－４０からラリーで圧倒しプリスコバのミスを誘い、大坂がブレーク

▼第４ゲーム　大坂が危なげなくキープ

▼第３ゲーム　プリスコバが２本目のダブルフォールトも、１本目のエースで挽回。最後はスマッシュを決め、プリスコバがキープ

▼第２ゲーム　大坂のサーブがさえ、危なげなくキープ

▼第１ゲーム　プリスコバのサーブで日本時間午後０時４９分に試合開始。相手ミスで大坂が３０－４０といきなりブレークポイントをつかみ、プリスコバのダブルフォールトで大坂がブレーク