男子200メートル個人メドレーと男子200メートルバタフライで、実力者の瀬戸大也(23=ANA)が1日で2種目の代表内定を手にした。

 まずは萩野公介と競った200メートル個人メドレーで1分56秒85の好タイムをマーク。萩野に次ぐ2位でゴールすると、その約40分後に行われた男子200メートルバタフライでもしぶとく2位を確保した。

 ただ、レース後はよほど疲れていた様子で、最初はバタフライの派遣記録を突破していないと勘違い。クリアしたことを聞かされると悔しそうな表情を一変させ、「2バタはラッキー。この幸運を味方につけて、パンパシやアジア大会では集中して1本爆発させる泳ぎをしたい」と笑顔を見せた。