18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒(31=相沢病院)が10日、都内で日本オリンピック委員会の強化選手やスタッフら約200人の前で講話を行った。

 14年ソチ五輪後のオランダ留学時の経験を中心に伝えた。小平は「心のアンテナに引っ掛かるものがあれば。東京五輪を目指す皆さんの行動や意識が変わればいい」と話した。

 平昌五輪後のシーズンとなるが、練習量は昨年からほぼ変わっていないという。「延長線上で来られている。平昌の時に学んだことがいいイメージになっている。それを淡々と追求していくだけ」と語った。