ラグビートップリーグのヤマハ発動機は14日、磐田市内のクラブハウスで今季のファーストミーティングを行った。報道陣には非公開で、終了後、8季目を迎える清宮克幸監督(50)が取材対応。昨年は3位でシーズンを終えたことを踏まえ、「FWの課題やBKの目標などを話し合い、みんなの意識をそろえ、何を大事にして取り組んでいくかを確認しました。意義あるミーティングでした」と納得の表情を見せた。

 今季のチーム目標もリーグ初優勝。ただ、リーグ戦は、順位決定戦を含めて計10試合のみで、指揮官は「今までより失敗できないシーズン。1人1人がチームの役割を果たし、1つになって優勝に向かっていきます」と言葉に力を込めた。

 ミーティングでは、プロップ山本幸輝(27)の副将就任を発表。チーム内の筋力測定ランキングで、NO8堀江恭佑主将(27)がスクワット、デッドリフトなど6種目で6冠を獲得したことも発表されたという。【大野祥一】