ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)が15日、19年ワールドカップ日本大会の欧州予選で選手の代表資格に問題があったとして、9月20日の開幕戦で日本と対戦予定だった欧州代表のルーマニアの出場権を取り消し、ロシアが繰り上がると発表した。

 ◆ラグビーの代表資格 ある国・地域の代表としてプレーする資格を得るには、当該国・地域でその選手が生まれたか、両親、祖父母の1人が生まれている、もしくはその選手が36カ月継続か通算10年にわたり当該国・地域に居住していることの、どれかを満たす必要がある。必ずしも国籍は必要ない。ただし、継続居住期間については2020年12月31日から60カ月に延長される。