元世界ランキング1位のシャラポワは第6シードのKa・プリスコバに1時間足らずで圧勝した。サーブ、リターンがともにさえ「積極的に賢くプレーができた」。16強入りを決めるとさわやかな笑みを浮かべた。

 ドーピング違反による資格停止処分の影響で昨年、一昨年の全仏には出場できなかったが、3年ぶりに臨む今年は本命不在の様相。2012年と14年に赤土の女王に輝いた経験豊富な31歳のベテランが虎視眈々(たんたん)と狙っている。