世界ランキング11位のラグビー日本代表は23日、愛知・豊田スタジアムで同12位のジョージア代表とテストマッチを行う。22日は会場で最終調整し、31歳のフランカー西川征克(サントリー)が代表初キャップへ意欲を見せた。

 先発は16日のイタリア代表戦から7人変更。控えに入ったベテラン西川は、出場すれば初キャップとなる。練習終了後、「こんなに(報道陣に)囲まれたことない…」と苦笑いしながら「やるべきことはやった。出る場合は、相手にプレッシャーを与えてチャレンジしたい」と気合を入れた。

 同13位のイタリア代表とのテストマッチ2戦を1勝1敗とし、フランカーのリーチ・マイケル主将(29=東芝)は「試合への準備など選手1人1人は成長している。ジョージア戦はフィジカル勝負。勝って自信をつけて、11月(のテストマッチ)を迎えたい」と闘志を燃やした。