2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は2日、テスト大会の一部を公表した。昨今、日本人選手の活躍が著しい卓球は東京体育館で19年11月6~10日に「ITTFチームワールドカップ」をテスト大会と位置づけた。

暑さ対策が重要な課題となっているマラソンは19年9月15日に「グランドチャンピオンシップ」として、本大会のコースを確かめる。近日中では東京辰巳国際水泳場で今月5~7日に行われる水球の日本選手権で実施する。

テスト大会で確認するのは大きく分けて「競技エリア」「テクノロジー」「大会スタッフの動き方」の3つ。時期を3つに分け、「WAVE1 19年7~9月 屋外競技中心に本番を想定した夏季に実施」「WAVE2 19年10月~20年2月 屋内競技中心」「WAVE3 20年3~5月 指揮命令系統の最終確認」とした。

全部で50のテスト大会が行われるが、今回は16大会を公表した。第2段の公表は11月末、全体会の公開は年明けになる予定。