川崎フロンターレのJ1優勝に続くべく、バスケットボールでも「川崎」が勝利を収めた。男子プロバスケットボールBリーグ中地区2位の川崎ブレイブサンダースが、昨季王者で現在東地区3位のアルバルク東京に79-66で勝利し、連勝を5に伸ばした。

第1クオーター(Q)、先発した川崎のシューター辻直人(29)が攻撃をけん引し、3点シュート1本を含む7得点を挙げた。4月に日本国籍を取得した川崎の得点源、ニック・ファジーカス(33)の得点をアシストするなど「ツジーカス」コンビの好連係も見せて17-14とリード。第2Qは一進一退の攻防で37-34と点差は変わらず。主将の篠山竜青(30)は鮮やかな3点シュートでB1個人通算1000得点目を決めた。

第3Q、昨季最多3点シュートを決めた辻が再び躍動。2連続で3点シュートを決めるなどチームを勢いづけ、62-48とリードを広げた。第4Q、今季からのルール変更によって同時出場が加納となった、帰化選手のファジーカスと外国籍のバーノン・マクリン(32)、シェーン・エドワーズ(31)と高さのある3人を軸に、リバウンドから得点につなげた。79-66で勝利し、5連勝とした。