浜松開誠館中が2年連続で男女アベックVを達成した。

男子は72-55で静大付属静岡中に勝利し、2年連続優勝。相手エースを組織力で抑えて、圧勝した。女子は72-46で西遠女子中を破り、2年連続で頂点に立った。最後にはBチームを出す余裕を見せ、完勝した。

女子の浜松開誠館中は、力の差を見せた。第3クオーター(Q)終了間際に主力を下げた。66-21で開始した第4Qは、控え選手のみで勝ちきった。石川奈美監督(42)は「優勝本命の市沼津中がいなかったのが、残念です。今週は高校生に相手をしてもらったので、選手たちは楽に感じたと思う」と振り返った。

ウインター杯16強の高校生と練習試合をした。中高一貫校で高校生も同じ体育館で練習しているため、平日でも一緒に練習できる。10、11日には年代別日本代表のPG鈴木侑とSF石牧葵(ともに高校3年)らにも参加してもらい、胸を借りた。決勝で32得点を挙げたG萩原加奈主将(2年)は「思い通りにバスケが出来た。次は市沼と勝負したい」と、闘争心を燃やした。