秋田ノーザンハピネッツが、横浜に71-77で敗れて3連勝を逃した。第1クオーター(Q)を22-14とリードしながら、次第にシュートの正確性を欠き逆転負けを喫した。

ジョゼップ・クラロス・カナルス監督(49)は「オープンシュートが入らず、焦ってしまった」と無念の表情を見せたが、収穫もあった。昨年末に早大から特別指定選手で入団した長谷川暢(22)が先発し、9戦目で最長となる18分間プレー。自身最多の7得点をマークし、「積極的に行こうと思っていた。一つ吹っ切れた感じです」と敗戦にも手応えをつかんだ。次戦30日はホームで、同じポイントガードで能代工の大先輩・田臥勇太(38)を擁する栃木戦。「下を向くことなく、いい試合をできれば」と気持ちを新たにしていた。【野上伸悟】