秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位)が70-55で大阪(西地区4位)に勝ち、7戦ぶりの白星を挙げた。

カディーム・コールビー(29)が17得点11リバウンドでMVP。「1カ月近く、みなさんの顔が見られなくて寂しかった。良いプレーができたし、皆さん美しいです」と話し、笑いに包まれた。

前半は29-31とリードされたが、第3Qにコールビーのシュートで逆転。谷口大智(28)の3点シュートも決まり、一気に突き放した。シュートブロックなどで耐えてロースコアに持ち込み、自信も回復。第4Qには中山拓哉(24)が速攻を3連発で決めれば、コールビーも3点シュート。Bリーグ初開催となった由利本荘市に集まった3658人のブースターが総立ちとなった。

連敗を6で止めて、3日も大阪との連戦。ベップHCは「前半は苦しみましたが、1プレーずつ努力して試合の流れを変えてくれた。明日も勝ちを届けます」。残留争いは続くが、リーグ再開連勝発進で巻き返しを開始する。【鎌田直秀】