男子バスケットボールのW杯の組み合わせ抽選が16日、中国で行われ、21年ぶりの自力出場を果たし世界ランキング48位の日本は、1次リーグE組に決まった。同1位の米国、同24位チェコ、同17位トルコと同組で、NBA選手を多く擁する米国ドリームチームとの対戦となった。

日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長は「東京五輪にトップが来る前哨戦がW杯なので、米国もベストで来るだろう。日本人としてドリームチームと対戦できる夢がかなうと思ってもらえればいい」とも話した。

 

◆バスケットボールW杯 五輪と並び世界最高峰の戦いに位置づけられ、NBAなどの強豪も集う。もともとはは世界選手権で、14年大会以降にW杯に名称を変更。今回からはW杯が五輪予選も兼ね、19年W杯で各大陸でトップの成績(米国、ヨーロッパは上位2カ国まで)の8カ国は、20年東京五輪出場権を獲得。各大陸代表を除く上位16カ国と、各大陸からの推薦8カ国、計24カ国が20年6月の五輪最終予選に進む。

 

◆W杯の方式 8月31日~9月5日に行われる1次リーグでは4カ国ずつA~Hの8組に分けられる。各組2位までの計16カ国が2次リーグに進出し、3位以下はM~Pの8組に分かれる17~32位の順位決定のリーグ戦に進む。2次リーグでは4カ国ずつI~Lの4組に分けられ、各組上位2カ国の計8カ国が決勝トーナメントに進出。準々決勝で敗退した4カ国で5~8位決定トーナメントが行われる。決勝は9月15日。