日本陸連は17日、都内で会見し、20年東京オリンピック(五輪)男女マラソン代表2人が内定する「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の以後に、3人目の代表を決める派遣設定記録を発表した。

男子は2時間5分49秒、女子は2時間22分22秒。指定レースは男子が19年福岡国際、20年東京、びわ湖毎日、女子が19年さいたま国際、20年大阪国際、名古屋ウィメンズ。このタイムを突破した最上位記録者が、東京の最後の切符を獲得する。該当者がいない場合はMGCの3位選手が代表となる。

派遣設定記録は男女とも東京五輪代表選考選考会MGC出場者の中で最速タイムを持つ大迫傑(27=ナイキ)、松田瑞生(23=ダイハツ)の自己記録より1秒速い設定となった。

MGCでは男女とも上位2人が、まず代表に内定する。