Bリーグ1部のレバンガ北海道に新加入した、元日本代表で前大阪のファイ・パプ月瑠(ムール=32)が5日、札幌市内で契約会見を行った。

200センチ、101キロのボディーを生かしたリバウンドと、豊富な運動量が武器で「体を張ったプレーで、相手外国人選手をはね返していきたい」と流ちょうな日本語でこたえた。

セネガル出身で15年に日本国籍を取得。延岡学園(宮崎)に留学してから16年間、日本暮らしということもあり日本語が堪能。好きな言葉は「ありがとうございます」。会見も終始通訳抜きで実施し、試合中の指示も含め「コミュニケーションは日本語が1番」と強調した。英語、フランス語、イタリア語、セネガル語と5カ国語を話せるため、日本人と外国人選手のパイプ役としても期待される。

背番号は6。最初にプロ契約した11年横浜(当時bjリーグ)での番号で「北海道で、またルーキーのときの気持ちに戻って頑張りたい」と意気込んだ。8日の練習からチームに合流し、連係を高めていく。