世界選手権代表の大本里佳(22=イトマン)は、予選5組5レーンに登場して、25秒10の予選全体3位で決勝に進出した。朝一番のレースから、世界選手権の予選タイム25秒17を上回ってびっくり。「世界選手権よりも速いので…。気持ち的にも楽になりましたね。もう1度、24秒台を出したいです」と、自己ベストの24秒97を視野に入れた。

初出場だった世界選手権では個人3種目、リレー4種目で合計11レースを泳いだ。リレーは自由形のアンカーを務めたが、数多くのレースで体力を消耗した。1日には五輪での個人種目を200メートル個人メドレーに絞り、自由形はリレーに専念する考えを示しており「レベルを上げたい」と意気込んでいた。