日本社会人アメリカンフットボール協会が19日、都内でXリーグ秋季シーズン(同協会、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社主催)の記者発表を行った。

Xリーグでは今季からリーグ戦方式を一新。昨季の上位8チームを地区にかかわらず「X1SUPER」にまとめ、総当たりのリーグ戦を行う。その後、上位4チームによるトーナメントで今季の社会人王者が決まる(決勝は12月16日、東京ドームでのジャパンXボウル)。

参加するのは富士通、パナソニック、IBM、ノジマ相模原、オービック、エレコム神戸、東京ガス、オール三菱。この日は8チームのヘッドコーチ(HC)らが出席し、新リーグでの奮戦を誓った。

1月の「ライスボウル」で3年連続4度目の日本一に輝いた富士通を今季から指揮する山本洋HCは「新リーグは初戦から気が抜けない。1戦1戦準備して戦う」と気を引き締めた。また、6月の「パールボウル」で3年連続8度目の東日本社会人王座に就いたオービック古庄直樹HCは「このタフなリーグで、どう進化できるか。ライズ戦(10月6日のノジマ相模原戦)からオービックは変わったなというところを見せる」と6年ぶりの日本一奪還に気合を入れた。

開幕は24日。富士通とIBMが富士通スタジアム川崎で、パナソニックとノジマ相模原が大阪・エキスポフラッシュフィールドで対戦する。