卓球世界ランク5位の張本智和(16=木下グループ)が4日、都内で行われた上月スポーツ賞表彰式に出席した。

張本は現在、日大高(横浜市)の1年生で、少し大きめに仕立てた制服姿で初々しく登場した。

来年1月の世界ランクで決まる東京オリンピック(五輪)選考レースも後半戦。男女とも日本人上位2人がシングルス代表となる。

来年1月に影響する獲得点で比べると8月終了時点で張本が1万660点、水谷が8245点、丹羽が7690点。張本は3位に約3000点の差をつけており、シングルス代表権獲得は濃厚な情勢だ。

その上で張本が目指すのは世界ランク4位以内。「代表はほぼ間違いないと思う。あとはメダル獲得へ、五輪でのベスト4シードを取り、準決勝まで中国人選手と当たらないようにすること」と語った。

直近の国際大会は、15日に開幕するアジア選手権(インドネシア)に出場する。