女子高飛び込みで、親子3代の五輪出場を狙う金戸凜(16=セントラルスポーツ)が、右肩を負傷した。2本目で飛び出しの前に、下から上に腕を振り上げる際、右肩を亜脱臼。右足を抱えることができずに、そのまま斜めに回転して水面に落ちた。金戸凜は3本目以降は棄権した。

もともと肩関節が緩く、7月の世界選手権でも入水時に痛めていた。腕のスイングで右肩が外れたのは、今年2月以来2度目という。父の恵太コーチは「ちょっと驚いている。2度目なので、3度目がないようにしないといけない」と口にした。21日から日本選手権(金沢)を控えているが、右肩の状態次第で回避する可能性もある。