10月11日、F1第17戦日本GPの金曜フリー走行が行なわれ、午前・午後のセッションともにメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録した。台風19号の影響で土曜のスケジュール中止が決まり、日曜朝に行なわれることになった予選が実施できない場合はこのフリー走行の結果でスターティンググリッドが決まるため本格的なタイムアタックも行なわれ、ボッタスはすでに昨年のポールタイムに0.015秒差、コースレコードまで0.4秒まで迫る1分27秒785を記録している。

シーズン後半戦に入り苦戦を強いられているメルセデスAMGは、この日本GPに大型空力アップデートを投入。高速コーナーが多く空力性能が問われる鈴鹿でその効果が発揮された。

同じくアップデートを投入したレッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが0.281秒差の3位につけた。その後方にフェラーリ勢のシャルル・ルクレールとセバスチャン・フェッテル、6位にアレクサンダー・アルボン(レッドブル)。トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが9位、ダニール・クビアトが12位となった。

なお、台風の影響で土曜はサーキットが閉鎖となり、全ての予定がキャンセル。F1の予選は日曜の朝10時から行なわれ、決勝は予定通り午後2時10分に開始となる予定。(米家峰起通信員)