新体操団体の日本代表「フェアリージャパン」が7日、福岡県宗像市で合宿を公開した。

客席に座った地元の子供らの前で、通常の練習を行う試み。東京五輪シーズンで使用する演目は、9月の世界選手権の種目別で金メダルのボール、銀メダルのフープ・クラブともに完成度はまだ低いが、大技などが決まる度に拍手が起きた。9月の世界選手権の団体総合では44年ぶりに銀メダルに輝いた。東京では初の金メダルを視野に入れるが、山崎浩子強化本部長(59)は「ピリオドにしないようにしたい。あまりにもピンポイントに照準を合わせると窮屈になる。気持ちも体も」と説いた。