関西学院大が早大に競り勝ち、2年連続30度目の大学日本一となった。来年1月3日に社会人王者と日本一を争うライスボウル(東京ドーム)が、今季限りで勇退を表明している鳥内秀晃監督(61)のラストゲームとなる。。

関学大は1Q(クオーター)2分58秒にK安藤亘祐(4年)の46ヤードFGで先制し、前半20-14とリードして終えた。後半も3Q3分36秒にRB前田公昭(2年)のTDランで突き放すが、そこから早大が猛反撃。14分28秒にはQB柴崎哲平(4年)からSEブレナン翼(4年)へ29ヤードTDパスが決まり、28-27と逆転した。

最終4Qに関学大が底力を発揮。6分12秒にRB前田が1ヤードのランで逆転のTDを奪い、9分34秒にはFGで突き放した。鳥内監督にとっては、12度目の甲子園ボウル制覇となった。