19年W杯日本代表として初の8強に貢献した近鉄のロック、トンプソン・ルーク(38)が現役最終戦に臨んだ。

会場に集った多くのファンだけでなく、相手の栗田工業も日本ラグビーの功労者に敬意を表した。

この日、栗田工業が身につけたのはグレーを基調としたセカンドジャージー。試合は栗田工業のホームとなっており、通例であれば紺を基調としたファーストジャージーを着用し、色合いが重なる近鉄がセカンドジャージーを使用することになるという。

だが、試合に向けてのチーム間の話し合いで、栗田工業がセカンドジャージーを着用することに決定。近鉄の関係者は「栗田工業さんのお心遣いが本当にありがたかった。感謝しています」と思いを語った。