陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP=日刊スポーツホールディングスほか共催)が17日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で開催される。注目選手を3回にわたって紹介する。男子400メートルの中島佑気ジョセフ(24=富士通)は、昨年9月の世界選手権東京大会で日本記録(44秒44)樹立と6位入賞を達成。代表に内定している9月の愛知・名古屋アジア大会に向けて、本格的なスタートを切る。

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日本男子400メートルの歴史を動かした中島が、国立に帰ってくる。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持つスプリンターは、江戸紫のトラックで快挙を連発した。

昨年の世界選手権予選でいきなり従来の日本記録を0秒33更新。準決勝で全体8位に食い込み、同種目で日本勢34年ぶりのファイナリストとなった。43秒台の選手が多くいた決勝では終盤にギアを上げて6位。1991年東京大会の高野進氏の7位を超えた。

メダルを見据えていただけにレース後は「やはり決勝は違う」とため息をついていた。さらには「世界最高の舞台で地元の声援を受けて走れたのは幸せだけど、もう少し勝負したかった。悔しいですね」と本音も吐露。これが中島のシーズン最後のレースとなった。

今季は3日の世界リレー大会(ボツワナ)男子1600メートルリレー第2ラウンドでアンカーとして好走。来年の世界選手権北京大会の出場権獲得に貢献した。

世界6位になった昨年は「金メダルを来年、再来年目指していきたい」と話していた中島。アジア、そして世界の頂点を目指していく挑戦が幕を開ける。

【日時】5月17日(日)午前9時50分開場予定

【会場】MUFGスタジアム(国立競技場)

【種目】▽男子=100メートル、200メートル、400メートル、1500メートル、3000メートル、110メートル障害、400メートル障害、走り高跳び、走り幅跳び、やり投げ▽女子=400メートル、1500メートル、3000メートル、100メートル障害、三段跳び、やり投げ

【テレビ放送】TBS系列で生放送予定

【大会HP】http://goldengrandprix-japan.com/