ショートプログラム(SP)7位発進の友野一希(21=同大)がフリー162・83点を記録し、自己ベストの合計251・05点で7位に入った。

冒頭で4回転トーループに成功。続く4回転サルコーには2回転トーループをつけ、加点を導いた。終盤に3回転サルコーが2回転になるミスがあったが、全体的に完成度の高い演技を披露。首を横にかしげながら苦笑いし「試合まであまり体が動いていなかった。その中ですごく冷静にいられた。(演技には)自分でもビックリして、内心は満足いっていないけれど、最低限は今の状態でできた」と振り返った。