全日本ジュニア女王の河辺愛菜(15=関大KFSC)が8位につけた。64・47点を記録し、自己ベスト65・84点まで1・37点に迫った。ロシアの13歳ワリエワが74・92点で首位発進した。

河辺は冒頭でルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを成功させると、続く3回転ループはこらえながら着氷。後半のダブルアクセル(2回転半)もきっちりと決め、演技を終えると笑顔を見せた。田村岳斗コーチに出迎えられ、得点を見つめると冷静な表情でうなずいた。

今季はトリプルアクセル(3回転半)を武器に躍進。7日のフリーで決めれば、国際スケート連盟(ISU)公認大会で初成功となる。