バスケットボール男子Bリーグの大阪は2日、選手1人に新型コロナウイルスの陽性反応が確認できたことを発表した。

選手のプライバシー保護のため、感染者の氏名は公表せず。1日にPCR検査を受け、陽性判定が確認された。

現在、濃厚接触者を調べているといい、大阪市指導のもとで、自主的に活動本拠地である「おおきにアリーナ舞洲」の消毒等を行い、当面の間、運営を休止するという。チーム関係者や活動本拠地の関係者は、この日から自宅待機、経過観察としている。

チームが発表した主な経過は以下の通り。

◆3月27日

<当該選手>

朝37・5度の発熱を確認。その他の症状はなく、練習を欠席、自宅待機。

<チームおよび他の選手>

他の選手1名にも37・5度の発熱。自宅待機。

◆28日

<当該選手>

朝37・8度、昼37・6度、夜39・6度の発熱。倦怠(けんたい)感とせきがあり、チームドクターに報告して大阪府内の医療機関を受診。検査結果は異常なし、経過観察。

<チームおよび他の選手>

他の選手が、夕方に体調不良と発熱を訴える。

◆29日

<当該選手>

朝37・0度、夜37・7度の発熱。せきが少しあり、チームドクターに経過を報告。

<チームおよび他の選手>

全選手とチーム関係者全員を自宅待機。他の複数の選手が発熱を訴える。

◆30日

<当該選手>

朝37・6度。チームドクターの助言を受け、症状を鑑みて大阪府内の病院にてPCR検査を実施。夜に嗅覚の異常を感じる。

<チームおよび他の選手>

前日に発熱報告のあった他の複数の選手の熱は下がる。

◆31日

<チームおよび他の選手>

熱が下がった選手1名の嗅覚異常を確認。

◆4月1日

<当該選手>

PCR検査の結果、陽性判定を確認。