バレーボールのイタリアプロ1部リーグ(セリエA)のミラノは10日、男子日本代表のエース石川祐希(24)を獲得したことを発表した。新型コロナウイルスの影響で一時帰国している石川は、11日の記者会見で新天地への意気込みを語るつもりだ。

中大在学時からイタリアでプレーする石川が、次の所属先にミラノを選んだ。シエナでプロ生活をスタートし、昨季はパドバでプレー。プレーオフ進出(14チーム中8位以内)を目指すチームのポイントゲッターとして活躍。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で3月にリーグが中断、4月上旬に打ち切りが決定した。

昨季リーグが打ち切られた時点で石川は、全19試合、71セットに出場し、242得点(スパイク198点、サーブ29点、ブロック15点)を記録した。チームは8勝11敗で7位だった。一方ミラノは、12勝7敗と5位だった。