19年全日本ジュニア選手権3位の本田ルーカス剛史(17=木下アカデミー)が、競技会に向けて課題を得た。

フリー「007」を演じ、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は余裕を持って着氷。だが、2つ目の3回転半は空中でほどけ、中盤以降もジャンプが乱れた。

「直前までは『何とかなるかな』って思っていたけれど、6分間練習が始まると結構緊張してきて、試合の感じだなと思いました」

今回はアイスショーながら、グループの演技前には6分間練習も設けられた。

「1人でリンクで披露するっていう場で、いつもできているところが、いつも通りにできなかったりする。もっともっと練習を積んで、練習でもっといいものを出して、いつでも(いい演技が)できるようにしたいです」

収穫と課題をシーズンにつなげていく。