ラグビー、トップリーグ(TL)の東芝は1日、元日本代表でFWコーチを務めていた湯原祐希さんが36歳で死去したことを受け、共同主将の徳永祥尭(28)らのコメントを発表した。

19年W杯日本代表の徳永は、「倒れて運ばれたと聞いた後も、ユハさんなら笑って帰ってきてくれると信じていただけに本当に苦しいです。ユハさんは長年選手として東芝を引っ張り、優勝を知る数少ないメンバーです。もっといろいろなことをたくさん学びたかったというのが本音ですが、ユハさんからのメッセージは確実に東芝に根付いています。東芝でのハードワークお疲れさまでした。天国でゆっくりしてください」とつづった。

ブラックアダー監督は「全員から慕われる素晴らしいコーチとして、本当に多くのものをもたらしてくれました。東芝ラグビー部は1つのファミリーであり、友人の死により悲しみに暮れています。突然の悲報に接し、ユハのご家族に対して我々は心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

葬儀・告別式は、新型コロナウイルスの感染状況を考慮した親族の意向で、関係者のみで行われる。