日立が、トヨタ車体を3-2で下した。開幕戦に続きフルセットにもつれる熱戦を制し、ホーム2連勝。敗れたトヨタ車体は、女子日本代表主将でミドルブロッカーの荒木絵里香(36)らが奮闘したが、一歩及ばなかった。

2試合連続フルセットになる厳しい展開を、ホーム日立が初戦に続き競り勝った。立役者は40得点(ブロック含む)したアウトサイドヒッター、オクム大庭冬美ハウィ(22)。最高到達点314センチの高いジャンプ力と強烈なスパイクが、トヨタ車体の脅威になった。

先発起用に応えた22歳について、多治見監督は「(今日の勝利が)本人にとっても自信になったと思う」。オクム大庭は「今季はチームのことを助けられる選手になりたいと思っていたので」と自身の活躍もありホーム2連勝を飾れたことを喜んだ。【平山連】