日本スポーツ振興センター(JSC)は20日、都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)で施設利用者1人が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。当該利用者は18日までNTCイーストを利用していた。JSCはこの日から当該利用者が使用した専用練習場と大浴場の利用を中止した。現時点で他の利用者、関係者から体調不良の報告はないとした。

他の施設については、日常的に感染症対策を行っていることから利用を継続する。今後、保健所の指示があった場合はそれに従う。

10月には体操内村航平がPCR検査で陽性となった。各競技のトップ選手が集うNTC内で初の感染者とされたが、翌日に3カ所でPCR検査を受けて陰性をなり「疑陽性」とされていた。