東京農大二(群馬2位)が計10トライをあげる猛攻で、佐野日大(栃木2位)に64-5で勝利を収めた。決勝をかけ、あすの準決勝で国学院久我山(東京2位)と戦う。

東京農大二は持ち味の速いパス交換で相手の守備陣を翻弄(ほんろう)。ぽっかりと空いたスペースに見事なキックパスを繰り出しトライを奪うなど、走力に自信のあるウイングの選手らが縦横無尽に顔を出して持ち味を発揮した。後半22分に佐野日大が一矢報いるトライを許すも、その後も攻撃の手を緩めることなかった。

ロックの小林大介主将(3年)は「自分たちのやりたいことができた」。齋藤泰勝監督は「前半から選手達に課していたノルマも達成できたし、言うことない」と活躍をたたえた。

【平山連】