フィギュアスケート男子で18年世界選手権5位の友野一希(22=同大)は26日、グランプリ(GP)シリーズ最終戦NHK杯(大阪・東和薬品ラクタブドーム)の公式練習に参加し、27日のショートプログラム(SP)へ向けて調整した。

国際大会は2月の4大陸選手権(ソウル)以来。「久しぶりのこういう大きな大会なので、勝ちたい気持ちが強いので、今回の大会は強い気持ちを持って自分が出し切れるようにしたいと思っています」と勝利を目指す。

練習ではフリーの曲をかけ、4回転トーループ、サルコーの計3本を跳んだ。サルコーがわずかに乱れたがすべて着氷するなど、地元大阪のリンクとの相性も良さそうだ。「(4回転は)練習ではいい確率で決めているので、あとは自信を持って、試合で出せればと思います。自分は表現が持ち味ですし、少しでも昨シーズンから成長したところを見てもらえるといいですし、生で見ていただける貴重なチャンスですし、観客の皆さんにもテレビの向こう側にも届けばいいなと思います」と望んだ。