バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は11月30日、札幌市内で2日の千葉ジェッツ戦(札幌・北海きたえーる)に向け、練習を公開した。15日の新潟戦で連敗を7でストップ。今季自身最多の37得点を挙げるなど好調な得点源ニック・メイヨ(23)は「前の試合で連敗を止められたことは、何より大きい。この流れを次につなげられるようにしたい」と意気込んだ。

“釧路の屈辱”を晴らす。7日、釧路で行われた前回の千葉戦は75-126。Bリーグ史上最多失点と、クラブワースト得点差で大敗した。メイヨは今季、川崎のファジーカスと並ぶリーグ1位タイ346点、平均得点23・1点も、千葉戦は厳しいマークに遭い、わずか12点に抑えられた。「メイヨは日本語で“名誉挽回”という意味で使われると知った。自分のプレーで、その言葉を体現したい」とリベンジを誓った。

新潟戦後の2週間、試合が空いた期間で、チームとしての修正に加え、ゴール下でマッチアップする205センチの相手センター、セバスチャン・サイズ(26)についても研究。「前回対戦して彼の腕の長さにてこずった。いかにチームとして攻略するかを考えて臨む」と対応を思い描いた。

千葉は昨季Bリーグデビーした思い入れのある相手。指導を受けた大野篤史監督(43)について「昨年以上に強いチームをつくられて、素晴らしい指導者」と言う。しっかりやり返し、北海道で成長した姿を、恩師に見せる。【永野高輔】