88年ソウル五輪アーティスティックスイミング銅メダル小谷実可子氏(54)が5日、都内でマネジメント会社「スポーツビズ」の動画撮影に参加した。同社のスローガンである「スポーツを力に」をテーマにしたプロモーションビデオに出演した。

小谷氏はオリンピアンの先輩として、2度目となった五輪イヤーについて「準備は進めていかなければいけない。アスリートの思いがあれば、スポーツの魅力は伝わると思う。アスリートとして五輪にかける思いはわかりますし、成果を発揮する日がくれば、と思います」と願いを口にした。

小谷氏は、日本オリンピック委員会理事、組織委員会スポーツディレクター、世界オリンピアンズ協会理事などを務めている。

動画撮影は、同社で評論活動などを行っている小谷氏、青木愛氏、寺川綾氏、上村愛子氏、長谷川誠氏、荻原次晴氏、本田武史氏、三井梨紗子氏、千葉真子氏、八木沼純子氏、勅使川原郁恵氏の11人が参加した。同社の山本雅一社長は、動画撮影の理由について「スポーツを盛り上げるために何かできないかと思い立った。『スポーツを力に』というスローガンを形にしたかった」と説明した。

この日の撮影は、感染症対策を徹底して行われた。プロモーションビデオは8日午後6時に同社ユーチューブ公式チャンネル「BIZチャン」で配信される。