東京オリンピック(五輪)のバスケットボール競技の組み合わせ抽選が2日に行われ、男子で世界ランキング41位の日本は19年ワールドカップ(W杯)優勝のスペイン(同2位)、アルゼンチン(同4位)、リトアニア・カウナスでの世界最終予選の勝者と同じC組に入った。

女子で世界ランキング10位の日本は前回優勝の米国(1位)、フランス(同5位)、ナイジェリア(同14位)と同じB組となった。

抽選は国際バスケットボール連盟(FIBA)の本部があるスイスで実施。世界ランキングに基づいてあらかじめ3チームずつ4つのポットに分けたうえで抽選し、地域などを考慮しながら振り分けられた。

日本は男女とも開催国枠で出場。45年ぶり8度目の出場となる男子は、NBAウィザーズで活躍する八村塁(22)を中心に上位進出を目指す。女子は2大会連続5度目の出場で、前回のリオデジャネイロ五輪では20年ぶりの8強進出を果たした。

東京五輪のバスケットボール競技は7月25日から8月8日にかけて、男女とも埼玉県・さいたまスーパーアリーナで行われる。男女各12チームが出場。4チームずつ3組に分かれて予選ラウンドを行い、各組の上位2チームずつに加え、3位の中から上位2チームが決勝トーナメントに進む。

女子は出場する全12チームがすでに決定。男子で出場が確定しているのは8チームで、残りの4チームは6月下旬から7月上旬の世界最終予選で決まる。

新種目の3人制バスケットボールの組み合わせ抽選日は未定。