復帰2戦目の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、4分20秒41で3位だった。最初のバタフライはトップの56秒84だったが、2番目の背泳ぎで失速。トップの2分3秒12で折り返したが、直後に井狩に抜かれた。平泳ぎ、自由形で精彩を欠いて3位だった。

予選は4分17秒80で全体のトップ通過していた。それよりもタイムを2秒61落とした。なお自己ベストは4分6秒09となっている。

瀬戸は女性問題で2カ月半の活動停止を受けてから、2月4日のジャパン・オープン400メートル個人メドレーで復帰。その復帰レースは4分12秒57を出して、いきなり優勝している。

瀬戸は大会最終日の21日に200メートルのバタフライと個人メドレーにエントリーしている。ジャパン・オープンでは「自分はレース数が少ない。(そのプランだと)世界大会で予選落ちや準決勝落ちもありえる」と、失速覚悟で予選から力を入れて泳ぐことを宣言している。もともとレースを重ねて調子を上げていくタイプ。1本1本のレースを無駄にしないで泳ぐ覚悟だ。